1972年から1973年にかけて製作された作品「デビルマン」
永井豪原作で、漫画原作のラストは、それはそれはもう衝撃以外の何物でもありませんでした
しかし、テレビアニメ版の方は、、、なんともマイルド(笑)
それでも当時は、その設定やラストは衝撃でしたけれども。。。
その後、実写映画になったり、デビルマンレディが現れたりと、色々なメディア展開を見せたデビルマンですが、このたび、Netflixオリジナル・シリーズ『DEVILMAN crybaby』として、2018年初春に全世界独占配信されることが決定しました!
実は、原作の評価は世界目線でも高く、単行本発行部数は、累計5,000万部を記録する大ヒット作品に。
英語圏を始め、イタリア・香港・フランス・韓国など、多数の国で翻訳版が出版されています。
よって、Netflix版デビルマン『DEVILMAN crybaby』は、Netflix独占で全世界190カ国にて配信予定!
なんと、日本語の他9ヶ国語に吹き替え、字幕版は25ヶ国語で配信されるとのこと!
それに先立ち、Netflix版とテレビアニメ版の違いや、再アニメ化の評判について、追って行きたいと思います!
あの、原作の衝撃が、ついに映像化されるのでしょうか!?
期待に胸が高まります!
目次
Netflix版デビルマン制作について
現代によみがえるデビルマン。
では2018年版のスタッフから、どんな作品になるのか?
コメントと併せて予測していきましょう!
スタッフ
監督は「マインド・ゲーム」、「ピンポン THE ANIMATION」、「四畳半神話大系」、「夜は短し歩けよ乙女」(4月7日公開)、「夜明け告げるルーのうた」(5月19日公開)など、個性的な作風で高い評価を得る湯浅政明さん。
脚本は「コードギアス 反逆のルルーシュ」「甲鉄城のカバネリ」などで知られる大河内一楼さん。
音楽は「ピンポン THE ANIMATION」も手がけた牛尾憲輔さん。
企画、プロデュースは、アニプレックスとダイナミック企画。
1972年原作の作品が、現代の個性派作品を手掛けるスタッフが作るとなると、ドロドロした印象が強い原作が、スタイリッシュでスピード感溢れる作品になりそうな気配がしますね!
では、各スタッフのコメントは・・・?
各スタッフのコメント
原作コミック「デビルマン」のアニメ化のお話を聞いた時、まず一番に思ったのは「最後まで描いてくれるの?」でした(笑)。
僕が絶大な信頼を置いている湯浅監督なら、やりきってくれると信じています。
デビルマンとデーモンの闘いが、アニメーションでどのように描かれ、決着がつくのか。
二度と実現出来ないかもしれない「デビルマン」の結末までのアニメーションを、僕自身楽しみにしています。永井豪さん(原作者)
やはり、永井さんもかつてのテレビアニメ版が、とても中途半端に終わってしまったことに不満を持たれていたのでしょうか?(笑)
正直ワタシも不納得でした(笑)
最も衝撃を受けた漫画「デビルマン」のアニメ化を、まさか自分がやる事になるとは!
漫画史上最高とも言える衝撃的な展開と壮大なラストシーンにたどり着くため、原作のスピリット、エッセンスを「今やるアニメーション」の形に落とし込む作業に日々悪戦苦闘中です。
しかし配信という事で制約も少ないので、限界までやりますよ!
バイオレンス、エログロなどありますが、最終的に「愛」です。
楽しみに待っていてください。湯浅政明さん(監督)
やはり!やはり、最後まで描いてくれる気満々ですね!
湯浅さんの熱い気迫が伝わります!そのような作品になりそうで期待大です!
湯浅政明監督と漫画「デビルマン」をアニメ化させて頂きます。
永井豪先生による壮大な一大叙事詩の本質を、余すことなくアニメにするためにチームが一丸となって取り組んでいます。
監督とともに巨大な原作に挑むのはピンポン The Animation以来。
あの時と同じチームで、またあの熱い日々を過ごせている事をとても光栄に思っています。
監督がおっしゃる通り「愛」の作品です。
是非ご期待下さい。牛尾憲輔さん(音楽)
やはり、ここでも熱量について語られています。
今作は、デビルマンの原作が持つニュアンスを最大限活かしつつ、湯浅監督に現代に描かれるべきアニメとして、新たな映像化をしていただきます。
激しいバイオレンス描写など、Netflix配信ならではの表現に挑みます。
永井豪先生の原作に真正面から向き合う『DEVILMAN crybaby』に是非ご期待ください新宅洋平さんは(アニプレックス・プロデューサー)
もうこれは期待しかないですね!
配信まで、まだかなり期間がありますので、妥協せず、息切れすることなく、ぜひとも最後まで描き切ってほしいです。
Netflix再アニメ化への評判
原作では衝撃のラストを迎えたデビルマン。
では、世間での評判は??
Twitterの反応を見てみると、、、
原作の終わり俺は好きだな
永井豪原作・湯浅政明監督・大河内一楼脚本の「デビルマン」に、絶大な期待を寄せています。
あの壮絶に振り幅の大きい終幕を、どうスクリーンで見せてくれるか。
残念ながら想像できないので、ぜひ自分の目で確かめたいと楽しみにしております。
生きててよかった。
湯浅監督のデビルマンまんまアニメ化は今んところ楽しみしかない
デビルマンがまたアニメ化されるらしいけどかの有名なジンメンの超絶トラウマ回がどこまで再現されるか楽しみでもあり不安でもある…
湯浅政明版デビルマン、『ピンポン THE ANIMATION』のサイエンスSARU制作という点が重要ですよ。
つまり「映像化の難しそうな原作のアニメ化」について鉄板チームなんで、むやみに不安がらなくてもいいと思います
まさかの湯浅政明監督…!
しかしこれ以上ない人選。
マインドゲームやケモノヅメみたいなタッチで暴徒襲撃シーンやラストを描いたらマッチするだろうなー
ラストまで!?!?しっかり予算確保&配分して最後まで細部までハイクォリティで仕上げて頂きたいですね!!!!
ぅゎぁ~///流石に規制は入るだろうけれどめちゃくちゃ愉しみだなぁ/// 了派なので演出や声優も気になる所…
期待されている反応がほとんどですね!
原作ラスト
原作ラストは、、、それはもう壮絶で。。。
主人公明がお世話になった人たちや、恋人であるヒロインは、暴徒と化した人々に、とてもとても惨たらしい、、、悲惨な末路をたどります。
人間に失望した明は、デビルマン軍団を率い、地上の覇権を賭け、サタン率いるデーモン軍団との決戦を決意し、、、
そして20年後。
人類は滅亡し、デビルマン軍団とデーモン軍団との最終決戦・アーマゲドンが始まり、半身を失った明に、サタンは、
かつて地球を支配していたデーモンは神に滅ぼされようとしたが、それに反発したサタンがデーモン側について戦って勝ち、次の神との戦いのために永い眠りについたこと。
目覚めたとき、人類が地球を荒らしていたので許せず、それを滅ぼそうと決めたこと。
しかしそれは、神が行おうとした愚考と同じことでしかなかったこと。
サタンは明に謝罪するが、その時、まさに「天使の軍団」がそこまで迫ってきてたが、サタンはただ明の死に静かに涙する。。。。
という絶望しかないラストでした。
確かに、これは当時規制が今ほど厳しくない時代でも、、、お子様が観る時間帯に放送する作品としては、、、きつすぎますよね(苦笑)
当時は深夜にアニメを放送する、なんてことは無かったですし。
テレビアニメ版ラスト
遂に美樹と一緒にいる所にゴッド(デビルマンの敵)が現れます。
美樹の前でデビルマンに変身する明。
しかし、美樹は明がデビルマンの姿になったのは、ゴッドの仕業だと解釈してくれます。
ご都合主義!!!!!(笑)
ゴッドに必殺技を繰り広げるも、なかなかの苦戦を強いられるデビルマン。
その時!!
「明君負けないで!」
デビルマンを応援する美樹。
ザ・ヒロイン。(笑)
愛のパワーで、ゴッドはデビルマンのデビルビームで燃え尽きてしまった。
明のバイクで2人走る、明と美樹。
明が元に戻って良かったと喜ぶ美樹。
「もし、俺がデビルマンのままだったら、嫌いになったか?」
と、明。
美樹は答えます。
「かっこ良かったわ、どんなカッコになったって、中身は同じ明くんよ」
明と美樹が二人でバイクで走り去っていく。
まだまだ悪の残党はうごめいている。
デビルマンの明日はどっち!?
みたいな。
んん~んマイルド。
テレビ版ラストの評判
原作のグロさがほとんどない
ワンパターンな展開と幼獣の倒し方が雑すぎる
原作のグロさや不条理感を多少期待して観た立場としては正直物足りなさが残った。
永井豪のグロい世界観も得意とは言えないのだが、これはこれで物足りないという我ながらわがままな感想だった。
情熱や明るさを盛り込んで、原作と切り離した事。
原作が陰惨で、救いの無い絶望の世界であったため、それをそのままテレビアニメ化するのは当時では無理だったと思う。
やはり、物足りなさを訴える声が多かったようですね。。。
まとめ
原作とテレビアニメ版ではあまりにも違いすぎるラスト。
これが、Netflix版となると、解放されるのでしょうか??
配信される2018年に、規制対象がネット配信作品にも及ばないことを願いましょう。
Netflix版スタッフに期待大です!!
今回の一言
ここまで盛り上げて、声優がタレントとかは是非とも避けていただきたい