ライトノベルの登竜門と呼ばれてる、電撃小説大賞。
この賞は、KADOKAWAの社内ブランドであるアスキー・メディアワークスが1994年より主催する長編・短編小説の新人賞です。
過去この賞を受賞したのは、、、
高畑京一郎、上遠野浩平、中村恵里加、成田良悟、有川浩、など、数多くの作家を輩出しています!
また、受賞には至らなかったけれども、「拾い上げ」て、時間はかけどもデビューさせることもあるとか。
その中には、以前取り上げました、時雨沢恵一さんもいらっしゃいます!
過去の記事↓↓
キノの旅再びアニメ化で声優は総入れ替え?主題歌は?ネタバレあり
因みに賞の種類は、、、
大賞 – 正賞+副賞300万円、受賞作品にてデビュー
金賞 – 正賞+副賞100万円、受賞作品にてデビュー
銀賞 – 正賞+副賞50万円、受賞作品にてデビュー
選考委員奨励賞(選考委員特別賞) – 正賞+副賞5万円
電撃文庫MAGAZINE賞 – 正賞+副賞50万円
メディアワークス文庫賞 – 正賞+副賞100万円
ここを目指して、日々筆を動かしている作家の卵たちも多くいることと思います。
さて、今回は、『チョコレート・コンフュージョン』という作品で、メディアワークス文庫賞を受賞されました、星奏なつめさんについて書いていこうと思います!
2016年2月25日にデビューして1年。
ついに新作、『ハッピー・レボリューション』が、2017年3月25日に発売されました!
新作の評判も含めて書いていきます。
星奏なつめって?読み方は?
この方のお名前、セイソウ と読みます。
セイソウナツメ 綺麗な名前ですよね!
本名なのでしょうか???
この辺りはまだ明かされていません。。。
しかし、処女作、『チョコレート・コンフュージョン』を受賞されたのインタビューがありましたので、そこを追って行きたいと思います!
プロフィール
鹿児島と山口のハーフで愛媛出身、東京在住。
今度本を出せることになったと知人に打ち明けたら、『自費出版? 怪しい会社に詐欺られてるんじゃないの?』と返されました。
違うの、確かに夢みたいな話だけど私、騙されてないよ……ね? え、大規模な夢オチ!?
痛いっ! 大丈夫、夢じゃないよ!(ほっぺをつねりながら)メディアワークス文庫サイトより引用
なかなかユニークなお人柄のようですね(笑)
臨床心理士を志した経験を活かし、人を笑顔にする小説を書くのが夢とのことです。
ご本人はこのような方です。
(メディアワークス文庫サイトより)
なかなかお綺麗な方ですね!
ご自身の性格について質問されると、、
根暗だと思います。人見知りですし、心配性でいろいろ悩んじゃうタイプです。
ただ忍耐力がないので悩んでいるうちにクヨクヨするのに飽きて、最後には『まっ、いっかー! なんとかなるなる、あはははー!』って感じで開き直っちゃうような性格です。
あれ、よく考えるとこれって根明?メディアワークス文庫サイトより引用
本当にユニークなお方なようで。。。(笑)
趣味は、読書・音楽鑑賞。可愛い雑貨や洋服を見て回るのも好きとのこと。
あとアニメを見るのも大好きなようで、メカやロボものはついチェックされているようです。
そのうちSFものなど書かれることもあるのでしょうか??
デビューのきっかけ
ライトノベルを書き始めたきっかけは、なんと、ファッション誌をパラパラとめくっていたら、某ライトノベル新人賞の募集広告を目にし、呼ばれている気がしたんだそうで。
そこで「私、書けるかも!」と思って書き始められたそうです。
生活が変わるきっかけはどこに転がっているかわからないものですね。。。
その某ファッション誌に載っていた某ライトノベル新人賞への投稿は、締め切りの関係で断念せざるを得なかったようですが、しばらくして書き上げた原稿をどこかに投稿してみたいと思い、いろいろ調べているうちに電撃小説大賞に辿り着かれたとのこと。
その後、電撃小説大賞には第19回から毎年応募されていた星奏さん。
1作目(こじらせた主人公の戦争物)は1次審査で落選
2作目(こじらせた主人公の青春物)は4次審査で落選
3作目(こじらせた主人公の人斬り物)は2次審査で落選
4作目(こじらせた主人公のラブコメ)で受賞となりました!
これが、デビュー作の『チョコレート・コンフュージョン』ですね!
また、新作を投稿するのと平行して落選作の改稿を他賞に応募したりするという、行き当たりばったりで始められた執筆活動ですが、なかなかの努力をされてきた星奏さん!
好感が持てます!!
今後の目標や抱負については、、、
読んでくださった方に、「あー、面白かったー!」と、笑顔になってもらえるお話を生み出せたらな、と思っています。
日常の嫌なことも全部吹き飛んじゃうような作品になれば本望です。
読書しながらも、笑いすぎて腹筋が割れてくる!!みたいな。
インドアでありながらカロリーまで消費できちゃう、そんな一石二鳥の筋トレエンターテイメントをお届けできれば最高ですね!
(なかなか落ちない己の贅肉を見つめながら……)メディアワークス文庫サイトより引用
このようなテンションで書かれている本は、読んでいて楽しくて、ついつい読み進めて、あっという間に読み終わりそうな気配がしますね!
では、新作、『ハッピー・レボリューション』については??
ハッピー・レボリューションについて
ストーリー
流され体質のOL夢子は、ゆるーい部署での生活に流され、仕事も恋もお留守気味。
気づけば20代最後の日を目前にしていた。
そんな会社帰り、夢子は電車の窓に映る自らの顔がオッサン女子化していることを察知し、戦慄。
慌てて恋に仕事に自分磨きを始める。
後輩男子・大喜名のアドバイス(という名の横やり)にもめげず奮闘する夢子だが、空回りの連続。
そんな夢子の人生に起きた『革命』とは――?
ラブコメのようですね。
メディアワークス作品は、よくアニメにもなっていますが、星奏さんの書く作品は、ドラマにしても面白そうなストーリーですよね!
評判は?
早速読まれた方のレビューは、、、
「会社で働く女性の輝き方、自信をもって生きていくのに必要なことが本書のコアのようです」
と、書かれています。
「ネットに流れる女性たちの不満や意見や評論をまとめのようで、問題をいろいろな面からとらえている所が良いです。ここは正に現代のホットな社会問題で、ラノベで正面から取り上げた作者はすごい。理解ある社長が出てきたり、ダメでずるい男性社員も和解させたり、皆に優しく、男性読者にも気を配っています。
問題の背景や課題検討が全部キャラ間の台詞で説明されるので、ちょっと演説みたいですが、分かり易い。普段この手の問題に触れていない人には勉強になるかも」
とも!
なかなか参考になる意見です!
さらにTwitterでは、、、
期待されていることが伝わりますね!!
また、各書店さんの扱いも、、、
紀伊国屋本店様でも評価は高いようです!
また、前作チョコレートコンフュージョンの人気もまだまだ続いているようです。
両方とも新作発売より少しだけ前のツイートです!
評判は上々のようです!
まとめ
ライトノベルではありますが、なかなかの高いテンションで、ラブコメ作品を執筆されている星奏なつめさん!
今後アニメ化やドラマ化に至りますでしょうか!!??
期待大です!
今回の一言
今回の新作がもしドラマ化するなら、主役は可愛い子ではなく、「ちゃんとしたらそこそこかわいい普通っぽい子」にしていただきたい