国立西洋美術館とは、世界遺産にもなった、東京は上野の美術館です!
様々な絵画の美術展をされていて、現在はアンチンボルド展を行っています。
そして・・・、そのアルチンボルド展に行ってきました!!
今回は、そのアルチンボルド展についてや、国立西洋美術館の実体験について書いていきます!
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目次
国立西洋美術館へのおすすめアクセス
まずは、その国立西洋美術館への行き方について書きます!
HPには・・・
JR上野駅下車(公園口出口)徒歩1分
京成電鉄京成上野駅下車 徒歩7分
東京メトロ銀座線、日比谷線上野駅下車 徒歩8分
と、書いてありますが、絶対に迷わないおすすめなのは、やはりJR上野駅の公園口出口から出るのが一番近いです。
そこから目の前の信号を渡ります!
そしたら、すぐこの国立西洋美術館が見えます。
以上、おすすめのアクセス方法でした。
続いては、その国立西洋美術館おすすめスポットをについて!
国立西洋美術館の素敵な庭にある彫刻達
国立西洋美術館のお庭には、いくつかの有名な彫刻が、惜しげもなく存在しています。
写真に収めてみました。
国立西洋美術館の考える人
「考える人」
こちらは、本物なのか偽物なのか、調べてみたとこと・・・
なんと・・・
本物!!!
あの有名な「考える人」が、ふきっさらしのお外にあるなんて・・・
超絶贅沢だし、偽物だと思いますよね???
ワタシも思いましたーーー!!!
しかし、調べてみると・・・
彫刻というのは・・・
原型と呼ばれる型を作り、材料を流し込むのです。
そうすると、彫刻家が亡くなっても、原型が存在する限り、同じ作品を大量生産することができます。
原型があると、それはもうボンボコできてしまいます。
このような、彫刻の複製についての取り扱いや権利問題は彫刻家や国によって異なります。
ロダンの場合は「原型から石膏像を作る権利」をフランス政府に寄贈しました。
ですので、この世にいくつ「考える人」を作るか?というのはフランス政府に決定権があります。
ちなみに、フランス政府が預かった「考える人」の原型は、フランスのロダン美術館にあります。
つまり、フランスのルールを外れた作品=ニセモノということになります。
そして・・・
国立西洋美術館の「考える人」は、ロダンが作った原型から公式に作られた作品なのです!
そのロダンが作った原型から公式に作られた「考える人」は、松方幸次郎氏という衆議院議員でもあり美術収集家でもある方が購入。
それが今、国立西洋美術館にあるという訳ですね。
その他にもロダンの作品があります。
国立西洋美術館の「地獄の門」
「地獄の門」
近くで見ると迫力があります!
因みに、この門の近所には、気になる人には気になるアレがあります。
国立西洋美術館の喫煙所
美術館って、喫煙所、無いと思いますよね?
この国立西洋美術館には・・・中には無いのですが、外のお庭にあるのです!
場所は・・・
この地獄の門を正面に、右を向くと、あります!
こんな感じです。
※しかし、これは2017年7月の状況なので、変更になっている可能性もあるので、要注意ですよ。
アルチンボルド展(国立西洋美術館)のチケット代について
一般のチケットは
当日:1,600円
前売/団体:1,400円
大学生は
当日:1,200円
前売/団体:1,000円
高校生は、
当日:800円
前売/団体:600円
中学生以下の方は無料です。
団体は20名以上です。
※心身に障がいのある方とその付き添い者1名は無料です(入館の際に障がい者手帳の提示が必要になります)
前売りチケットは、展覧会ホームページほか、ローソンチケット、イープラス、チケットぴあなど各主要プレイガイドにて販売されています。
アルチンボルド展(国立西洋美術館)の開催期間と注意事項について
国立西洋美術館でのアルチンボルド展の開催期間は・・・
2017年6月20日火曜日~9月24日日曜日
開館時間は・・・
午前9:30~午後5:30
※金曜日と土曜日のみ、午後8:00まで
注意事項!入館は閉館の30分前です!
あと、休館日も要注意!
休館日は・・・
毎週月曜日 + 7月18日火曜日
ただし、7月17日月曜日・8月14日月曜日・9月18日月曜日、は開館されています!
アルチンボルド展(国立西洋美術館)の混雑情報
ワタシが来館したのは、2017年7月14日金曜日の13時頃です。
その時は、かなり空いていました。
しかし、美術館の方のお話によると、やはり土日、祝日は混むとのことです。
さらに、今回のアルチンボルド展は、2017年9月24日の日曜まで行われているのですが、どの展示会も終わる前はかなり混むようです。
逆におすすめなのは、平日の昼、もしくは、金曜土曜の遅い時間、とのことです。
もし、今回のアルチンボルド展を観に行きたいなあ・・・と思われている方は、余裕をもっていった方がいいと思います!
アルチンボルド展(国立西洋美術館)の感想
そして本題!
アルチンボルド展に行ってきましたよ~!
しかし、アルチンボルド展。
色んな所にこのポスター、貼られていますよね?
この絵の奇妙さはもとより・・・
「アルチンボルドって誰?」と思いません?
なので、ご存知ない方のために、そのアンチボルドさんについて、できるだけわかりやすくご紹介!
アルチンボルドってどんな人?ざっくり解説
https://ja.wikipedia.orgより出典
本名はジュゼッペ・アルチンボルド(Giuseppe Arcimboldo)
1527年~1593年7月11の間に66歳まで生きた、イタリア・ミラノ出身の画家。
生まれた月と日にちは謎に包まれているのです。
繊細に描かれた果物、野菜、動植物、本などを寄せ集めて、それを人の顔に見せる、という奇妙奇天烈な肖像画で世に知られています。
その代表となるのが、今回の国立西洋美術館でも展示されていた・・・
https://ja.wikipedia.orgより出典
とか
https://ja.wikipedia.orgより出典
ですね。
これ、離れてみると人の顔ですが、近くで見ると・・・
どこが目でどこが耳で鼻なのか全く分からず、動物だったり果物だったりお魚だったり!!
でも、離れてみると顔になるのです・・・。
当時この絵を見た人は、「斬新!!!」と、思ったのでしょうね・・・。
このような絵を描かれたいきさつは・・・
昔、金持ちの貴族が持っている、動物などの絵が描かれている辞典を、アルチンボルド氏が観ます。
それを見てインスパイアされたアンチボルド氏。
そこから色んな動物を寄せ集めて、人物画を描いてみたのです!
国立西洋美術館には、その元になった辞典も置かれていました。
アルチンボルド展(国立西洋美術館)の感想
ワタシが強烈に思ったのは・・・
このような絵を描くアルチンボルド氏の頭の中は、一体どうなっていたのでしょうか・・・?
ということ。
今回の「アルチンボルド展」には、アルチンボルド氏の作品だけが展示されているわけではありません。
同じ時代を生きた、レオナルドダヴィンチの作品や、
http://ara-meosto.hatenablog.com/より出典
チェーザレ・ダ・セストの作品もあります。
そして、アルチンボルド氏の作品
https://ja.wikipedia.orgより出典
もう何考えているのか・・・
気になる。
やはり、世間的にも同じことを思った人はいたらしく、調べてみると、評論家達は
「こういった作品は気まぐれで描かれたものか、それとも精神の錯乱から来ているものなのか?」
と、議論を醸し出したのです。。
しかし、多くの学者たちの見解は、
「アルチンボルドの作風は謎やパズル、風変わりなものに魅了されていたルネサンス期を反映しているもので、彼が精神的に不均衡であった訳ではない」
という見方をしているのですが・・・。
実際はどうなんでしょうね・・・・
しかし・・・
このアルチンボルド氏が活躍していた1560年代辺り・・・
日本では、俵屋宗達さんの
http://yansue.exblog.jp/より出典
とか、
野村宗達さんの
http://arts.fgs.org.tw/fgs_artsより出典
などです。
この当時の日本に、アルチンボルド氏の作品が日本にやってきたら・・・
日本の美術史にどんな変化が起こったのでしょうかね??
想像するだけで、わくわくします!
そんなことに想いを馳せた「アルチンボルド展」でした!
アルチンボルド展(国立西洋美術館)の音声ガイドはこの人だ!
美術館における音声ガイドとは・・・
簡単に説明すると、展覧会の意図や作品の見所を音声で伝え、理解の手助けをするためのもので、子難しいパネルなどを読まなくても、作品を観ながら、今観ている絵の情報を聞くことができる、というものです。
そして、最近では芸能人の方がその音声ガイドのお仕事をされていて、今回のアルチンボルド展の音声ガイドは・・・・
竹中直人さんです!
あの渋い声で、ガイドされるのも、また一つのお楽しみでもありますね!
アルチンボルド展(国立西洋美術館)のおすすめの服装!
そして最後に・・・
国立西洋美術館でアルチンボルド展を実際に観に行ったワタシが心底あなたにお伝えしたいのは・・・
着ていく服装について!!
です。
なにも美術館だからフォーマルな格好で来い、とか、お洒落しましょう、とか、そういうことではありません。
これは、アルチンボルド展だけではなく、他の絵画の美術展でもそうだったのですが・・・
本当に・・・・
寒いのです!!!!
これが冬ならいいですよ。
もともと暖かい恰好をしていますから。
しかし、夏に美術館に行くと・・・
館内はキンキンに冷えています。
これは、来館されたお客様の為を思って冷やしているのではありません。
全ては、展示品の為です。
恐らくある一定の温度を保たないと、展示品に悪影響を与えるのでしょう。
因みにワタシは以前別の美術展(国立西洋美術館ではない美術館)でもめちゃめちゃ寒くて・・・貸し出しのブランケットを三枚貸していただき、それはもう無様な格好で美術展を徘徊していました(苦笑)
今回は、外はかなり暑かったので半袖で来館し、冬に羽織るストールを持っていきましたが・・・
元々冷え性なワタシは、それだけでは足りなかったです💦
国立西洋美術館でもブランケットの貸し出しは可能ですので、手荷物を増やされたくない方は、レンタルでもいいと思います。
もちろん無料です。
しかし、自分ので賄いたい、と思われる方は、夏場はカーディガン+ストール、がいいと思います。
サンダルに裸足の方は靴下があると無いとではかなり違いますしね。
あ、でも、来館された方皆さんが寒そうにされていたかというとそうでもないので・・・
我こそは冷え性なり!!!!
という方は、是非、暖を取るための道具を用意されたし!です。
アンチンボルド展(国立西洋美術館)のまとめと一言
今回は国立西洋美術館で開催されているアルチンボルド展について書いてみました。
ワタシはそこまで頻繁に美術館に行く方ではないのですが、今回のアルチンボルド展はそんなワタシでも楽しめました!
お値段もそこまでお高い訳ではないので、たまには芸術に触れてみるのもいいと思います!
でも・・・冷え性の方は必ず何か暖を取れる一品を!!!
それではここまで読んでいただきありがとうございました!