最近の深夜アニメには、若手の声優が多く出演されています。
しかし、あまりに数が多く「どのキャラクターも同じ声に聞こえる」といった意見も聞いたり聞かなかったり。
さて今回は、若手ではないですが、かなり独特な声と、少し変わった経歴の持ち主でいらっしゃる新谷真弓さんについて、調べていこうと思います。
目次
新谷真弓って?
プロフィール
1975年11月6日生まれ。
広島県出身の職業は、声優・俳優業。
身長は156cmと、割と小柄な外見。
血液型はB型。
演劇に関わる数々の経歴
1995年よりナイロン100℃の劇団員となり、同劇団の舞台に多く出演されます。
事務所は、スターダストプロモーション、天然ロボットといった映像系の事務所に長らく籍を置かれます。
その間、古田新太主催の、劇団☆新感線に客演したり、ミュージカル「アンナ・カレーニナ」や、リリー・フランキー原作の舞台「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」など、演劇の歩みを止めることがありません。
映像
【TVドラマ】
ケータイ刑事 銭形海セカンドシリーズ
853〜刑事・加茂伸之介
女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。
【映画】
キューティーハニー
誰が心にも龍は眠る
日本沈没
おと・な・り
カンナさん大成功!
探偵はBARにいる
ねもしすたぁ
数々の作品で、個性的な役をされています。
現在の身の置き所
2014年3月現在フリーとなられ、声優としては、2014年3月からケンユウオフィスと業務提携し声のみの預かりとして所属され、数々のアニメや吹替え作品に声の出演されています。
その独特な声と芝居の評判
庵野秀明の評価
初めてアニメ作品のオーディションを受けたのが、声優デビュー作である『彼氏彼女の事情』の芝姫つばさ役。
監督の庵野秀明氏は、その独特の声と芝居をいたく気に入り、その後も『フリクリ』や『キューティーハニー』に出演するなどご縁が続きます。
『フリクリ』のハル子は、なんと「新谷さんの声のイメージ」の元で作られたキャラであるとのこと。
中島かずきの評価
アニメ『キルラキル』の原作・脚本担当の中島かずき氏は、
「四天王という僕の話にありがちなモノを今回も出すことになりまして。
高校生が4人いて女の子1人だしたいなと。
若い新谷みたいな声の高校生がいないかという話をしていたんですよね」
と語り、 新谷真弓さんの声が当初よりイメージにあったことを告白。
見事、蛇崩乃音(じゃくずれののん)役で出演を果たします。
さらに新谷さんの芝居についても
「声優さんとは違う芝居の方なので、割と想定していたのとは違うちょっとひねった芝居をしてきてそれが面白かったりします」
と、声優としての魅力を語られていました。
方言指導としての評価
さらに、2016年公開の映画『この世界の片隅に』では、広島弁の方言指導と、声の出演両方をされています。
『この世界の片隅にアフレコに先駆け、ガイド用に全台詞を広島弁で録らせてほしい』とオファーが来て、 全セリフを広島弁で収録。
新谷さんが伝授された広島弁がどれだけ素晴らしかったかは、劇場で作品を観られた方ならご存知かと思います。
舞台共演者 小出早織の評価
また、舞台の共演者も、新谷さんの芝居の取り組み方について語られています。
『舞妓Haaaan!!!』や『帰ってきた時効警察』など、映画・ドラマで活躍してきた小出早織さんが、劇団ROUTE30 第3回公演/kabutomushi』で、新谷さんと共演された際に、
「新谷さんのお芝居を見ていて、台本の内容について、もっと細かく考えることを意識するようになりました。
自分の役の中でのつながり、時間のとらえ方~流れの中で自分の役がどう変わってきたかなどを考えたりして。
要は、一つひとつのセリフや動きに、目的をはっきりさせることですね。
どういう背景があって、このセリフを言ってるんだろう。
また、どういう場所で、どういう時間でとか設定が書かれてなくても、そういう細かいことを自分の中でハッキリさせて演じていくことが大切だと思いました。
舞台の上では、自分のすべてが見られてしまうので、その大切さを今まで以上に強く感じています 」
と、新谷さんから受けた影響について語られていました。
実は隠れナイスバディなお方
「キルラキル」の蛇崩乃音役のコスプレをされた写真をTwitterでアップされていましたが、スラリとしつつも、出る所は出ている、メリハリのある体をされていました(笑)
そんな隠れナイスバディの新谷さん。
もうアラフォーの年代ですが、ご結婚はされているのでしょうか?
結婚は?
過去にそのような記事は無く、噂も特にありませんが、このような魅力的な方に、お相手がいないとは思えません(笑)
お酒が好きだという新谷さん。
夫婦で晩酌などされるのでしょうか?
現在の舞台
2017年2月現在は、2017.2/16~2/26にかけて、下北沢の本多劇場で、作・演出:根本宗子の 『皆、シンデレラがやりたい。』が上演されています。
出演は高田聖子、猫背椿、新谷真弓、新垣里沙、小沢道成、根本宗子。
きっとこの舞台でも新谷さんは、独特な雰囲気を発揮されていることでしょう。
ご自身の声を「可愛げのない声」とTwitterで呟かれてましたが、十分キュートで魅力的な声だと思います!
今回の一言
独特な声!むしろカワイイデス!!!