毎日新聞朝刊に2002年10月より週1回で連載されていた漫画「毎日かあさん」が、16年の連載を経て、2017年6月26日の朝刊をもって終わることがニュースになりました。
https://mainichi.jp/kaasan/より出典
ワタシはコミックの方で少し読んでました。
あと、小泉今日子さんと、元夫の永瀬正敏さんが主演された映画は観ました!
あの空気感が好きでした・・・。
その長寿漫画が終わってしまうということで・・・
なんだか寂しくなってしまったので、今回は「毎日かあさん」について書いていきます!
では早速
目次
毎日かあさん16年続いた漫画がついに終わる!
毎日新聞の朝刊に毎週連載されていた漫画が終わるということで・・・
毎週楽しみにされてた読者の方もいらっしゃるのではないのでしょうか?
ピンポイントで漫画だけを楽しみに・・・
という方はめちゃめちゃ多くないにしても、16年も連載されていたら、「そこにあって当然」というポジションにはなっていると思います。
なので、毎日かあさん最終回決定を受けて、読者の声も見ていきたいと思います!
しかし、その前に・・・
毎日かあさんとは?
少し「毎日かあさん」について調べました。
作者:西原理恵子
毎日新聞朝刊に2002年10月より週1回連載
コミックは13巻まで発売。
物語は実際の西原家(原作者)のエピソードをもとにし、主婦の日常生活や子育て等を描いています。
さらに、様々な賞も受賞されています!
・2004年には文化庁メディア芸術祭賞
・2005年には手塚治虫文化賞(短編マンガ部門)
・2008年に「ダ・ヴィンチ」BOOK OF THE YEAR
・2007年「泣けた本」第1位
・2011年には第40回日本漫画家協会賞参議院議長賞を受賞
連載開始してから2年で文化庁メディア芸術祭賞・・・
これはすごい!
しかし・・・
こんなに栄誉ある賞を受賞しながらも、たびたび舞台として登場した西原家の長男が通う武蔵野市の市立小学校から
「学校を作品のネタにしないでほしい」
と抗議され、同市議会でも議題にされるという・・・意外に問題作でもあります(笑)
そりゃ学校の先生は、朝新聞を読んでいたら、自分の職場の事が面白おかしくかかれていたら思わず「ギョ」としますよね(笑)
そんな愉快な作者、西原理恵子さんについて書いた記事はコチラ
毎日かあさんの作者西原理恵子の人生が凄いw夫は高須クリニック?収入や光る名言も!
毎日かあさんコミックの売り上げ
コミックスの発行部数はシリーズ累計で230万部を突破しております!
これは・・・暫く書かれなくとも、十分に印税生活ができる売上ですね(笑)
さらに調べていくと、じつは、この毎日かあさん、色んなメディア展開を見せているのです!
毎日かあさんアニメ化
2009年4月よりテレビ東京系にて毎日かあさんのテレビアニメが放送開始!
2009年4月1日~2012年3月25日と約3年、全142話で放送。
なんと中国でも放送されていたのです!
夜の毎日かあさん
なんだか少し大人な響きがありますね(笑)
そういうのではないですよ!
夜の毎日かあさんは、2010年10月4日から2011年6月6日まで、本放送から好評を博した選り抜きのエピソードをテレビ東京で放送。
純粋な再放送ではなく、単なる再放送ではないことが、毎日かあさんの人気のしるしですね!
毎日かあさん供向け英語教育番組版
2011年4月4日~2013年3月29日はこれまたテレビ東京系列で、毎日かあさんのアニメ版の一場面を英語吹き替えにして、実用的なワンフレーズを覚える趣旨の子供向け英語教育番組、「Hello!毎日かあさん」という作品も制作されていました。
これにはびっくり!
毎日かあさん実写映画化
2011年2月5日に実写映画化され全国ロードショーされました!
監督は小林聖太郎さん。
主演は小泉今日子さんで、元夫の永瀬正敏さんと共演とされています。
キャッチコピーは
「泣いてるヒマがあったら、笑おう。」
「本音で生きるかあさんと、ちょっと変わった家族の感動の実話」
興行収入は・・・
全国134スクリーンで公開され、2011年2月5~6日初日2日間で、なんと、
興収7,911万2,400円、動員は6万5,367人!
映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第4位となりました!
また、ぴあ初日満足度ランキング(ぴあ映画生活調べ)では第2位になるなど幅広い世代から好評な作品でした!
また、2011年6月に開催された第14回上海国際映画祭アジア新人賞部門にノミネートされ、最優秀作品賞を受賞したほか、日本批評家大賞では永瀬正敏さんが主演男優賞を受賞しているという・・・
これだけの展開を見せていた毎日かあさんが終わるとなると・・・
やはり寂しくなる方は多いのではないのでしょうか?
因みに漫画が実写映画化!について書いた関連記事はコチラ
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毎日かあさんが終わりを迎えることによるファンの声
では、そんなファンの声を見ていきましょう。
@livedoornews 長い間、子育て ご苦労様でした〜😅
母ちゃんも、これからが青春かな?😁
私も、同じようなもんですが…😅— 落合裕子 (@kumasan09101) 2017年5月22日
一生青春ですよ!!
・先生、さみしいです。
ですよねですよね!
・力が抜ける、いい塩梅のお話、ありがとうございます。
・とても暖かい気持ちになれました。連載が終わっても母さんには違いありません。西原さんが大好きです(^-^)vこれからも応援してます
漫画でも泣かされたけど、このコメントでもまた泣いちゃった。「すごいさみしいけれど、もう子どもに干渉しちゃいけないんだろう。」『毎日かあさん』と『良いおっぱい悪いおっぱい』は私の子育てバイブルだったなぁ。かあさんおつかれさま。
— こっこ (@kokko3104) 2017年5月22日
毎日かあさん、家のあまり漫画読まない家人がすげー気に入って読んでる。西原理恵子って新人良いねレベルのが。
— 出前一丁コブレッティ(鉄の左脚) (@demaeichou) 2017年5月22日
やはり惜しまれる声もありますよね・・・
毎日かあさん作者の声
では、作者の西原理恵子さんは、ライフワークでもある毎日かあさんが終わりを迎えることについて、どのように仰っているのでしょうか?
「お母さんが終わったからです。
下の子も16歳になって、『あっ、お母さん終わった』って気が付いた。
経済的な支援とかはまだ必要ですけど、それ以外はもう要らないな、と。
子育て終わり、お母さん卒業、各自解散(笑い)」
サッパリしとるーーー!
さらに、西原さんは
「すごいさみしいけれど、もう子どもに干渉しちゃいけないんだろう。私も後は自分の好きな人生を送らせてもらいます。 だから『毎日かあさん』も終わり」
また、これまでの読者の反響を振り返って
「私のだらしなくて、いいかげんな子育てを、『いいよね』って言ってくれた。
みんなで慰め合ったという感じ。
今までは子育ては聖域だったんです。
その像をちょっと私が崩したら、たくさんの女性たちが『そうだよね』って。
それが先輩女性からも来たのがうれしかったです」
とコメントされています。
読者の皆様に向けては
「汚い絵とヘタな文字で、特にご高齢の読者の、老眼の方、本当にすみませんでした。
長いこと描いているんで、絵も字も上手になると思っていたら、なりませんでした。
そこらへんすいません。
でも16年、幸せでした。
みなさんで守ってくださって、本当にうれしかったです」
と仰っています。
なんだか、毎日かあさんを書かれている作者の方らしい決断理由とコメントだなあと、思いました(笑)
毎日かあさんの次回作は?
毎日新聞のHPには
10月からは中高年女性をテーマにした新連載を予定しています。
と掲載されていました。
西原さん次回作について、
「『卒母』した同じ女性の悩みや第二の人生を描きたい。女性にとって一番楽しい時期なんです。年いったおばさんたちの柔軟な人生を描ければ」
と仰っています。
ツイッターでは・・・
毎日かあさんおわるってよ!
勝手に、一緒になって子育てしてる気になってたから、たまには近況報告がてら別の漫画に登場させてくれないかな。。— 昭和系55 (@m0000chi) 2017年5月22日
とのつぶやきも!
今後、新聞の朝刊を読んでいたら、ふっと懐かしキャラクターが登場すると、、、楽しいですよね!!
毎日かあさん最終回まとめと一言
16年・・・
長いですよね。
twitterにもあるように、自分が母になって、共にかあさんと歩んで来られたお母様もいらっしゃると思います。
また、ともに育ってきたお子様も。
当たり前のものが観れなくなった時に、ふっと寂しい思いに駆られるかもしれませんね。
しかし・・・
次回作も面白そうですよね!
年いったおばさんたちの柔軟な人生漫画は主婦の新たなバイブルになるかも!?
個人的には、西原さんの次の作品が決まっていて、地味に安心しています(笑)
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!