風邪予防にイソジンうがいは効果はないって本当?紅茶や緑茶ごま油がおすすめなの?と、気になることが満載!
今回は、風邪予防にイソジンうがいは効果ないのか?紅茶や緑茶ごま油がおすすめなのかを調べました。
風邪予防には手洗いうがいは大事!
というのは、誰しもが思うことですし、学校や会社、幼稚園でも教えられていることと思います。
その中でも、”イソジンでうがい”というのが、結構メジャーだと思うのですが・・・
これが、実はよろしくない、という驚きの噂を聞いて調べてみました!
では、風邪予防にどんなうがいが効果的なのか?
風邪を引きたくない人は、知りたいですよね。
では、早速見ていきましょう。
是非、最後まで読んでくださいね☆
目次
風邪予防にイソジンうがいは効果なし?
「風邪予防のためにイソジンうがいをしましょう」
これは、小さい頃から誰しもが一度は聞いたことがある言葉だと思います。
では、イソジンのうがいが風邪予防に効果があるのか、見ていきましょう。
まず、ネットで【風邪予防 うがい イソジン】で検索してみましょう。
すると・・・
「イソジンによるうがい効果はウソ」
と書かれたサイトが数多く出てきます。
そのサイトを一つ一つ覗いていくと・・・
「2002年から2003年にかけて京都大学でうがいは風邪の予防になるか」
というお題の研究が行われ、その結果・・・
「イソジンによるうがいの効果は無かった」
という内容が共通してありました。
さらに、この研修の論文を読んでいくと、驚きの真実が!
なんと、”風邪予防のためにイソジンでうがいをしても、効果が無かった”というだけでなく、”水でうがいをした人よりも風邪をひきやすかった”
という事が明るみにでたのです。
ここまで聞くと、「じゃあイソジンって詐欺なの!?」
と、思われるかもしれません。
しかし、イソジンの公式ホームページを見てみると、このような記載があります。
風邪やインフルエンザが流行しているとき、風邪をひいたとき、のどが痛いとき、体が弱っているときなどはイソジン®うがい薬でうがいしましょう。
約60mlのうがい液を次のように3回に分けてうがいします。これを1日数回繰り返します。
なんと、日ごろの風邪予防ではなく、少し症状が出ている時に行うのがいい、という記載がありました。
さらに、2017年4月1日の日刊SAPでも『これをすると病気を招く 生活習慣ランキング』を行った際に、驚きのランキング結果が。
1位 風邪予防にイソジンでうがい
2位 歯磨きをパパッと済ませる
3位 気がつけば口呼吸している
4位 加湿器のボトルを洗浄しない日刊SAPより引用
さらに、呼吸器科・アレルギー科・内科をもつ病院『池袋大谷クリニック』の医院長大谷義夫さんは、以下のようにコメント。
殺菌性があるヨード液は風邪をひいた場合はいいですが、予防で使うと正常な細菌まで退治してしまうのです」
なるほど。
口の中には、健康を保つための「必要な菌があり、イソジンのうがい薬を通常使いしていると、その必要な菌も殺菌してしまう」ということなのですね!
むしろ日頃の歯磨きを丁寧に行ったほうが、風邪の予防に繋がるのだとか。
これは有益な情報ですね!
では、うがいに関しては、普段行うためにはどのようなものを使ってうがいするのがいいのでしょうか?
風邪予防にイソジンうがい以外のうがい方法は?
では、風邪予防にイソジンうがい以外のうがい方法には何があるのでしょうか?
私が小さい頃は、「塩水でうがいしたらいい」というようなことをおばあちゃんからよく聞いていました。
あとお茶でした方がいい、とかもありますよね?
こういう噂で聞く民間療法的なものって、本当に効果があるのでしょうか?
その点を調べてみました。
一つ一つ見ていきましょう!
風邪予防に塩うがいが効果ある?
まずは、おばあちゃんから聞いた『塩うがい』について。
やり方は、聞いて字のごとく、”塩水でうがいすること”です。
この塩うがい。
じつは、噂だけではなく、ちゃんと科学的にも効果があることが判明したのです!
塩水には、アレルゲンを除去してくれる作用や、バクテリアなどを殺菌する効果があることがあり、普通の水道水に比べて、風邪などの発症率をかなり抑えることができるということがわかりました。
さらに、風邪の予防以外にも嬉しい効果があるのです。
塩うがいの効果は以下の通り。
- 口内炎が早く治りやすい
- アレルギー性鼻炎・花粉症にも効果的
- 口臭を防いでくれる
- インフルエンザ予防にも効果的
これはぜひ試してみたいところですね。
塩水は、水500mlに対して小さじ1の塩を入れるのが、一番人間の体にやさしい塩分濃度になります。
うがい1回分なら、80mlくらいの水に一つまみ程度。
使用する塩は、普通の食塩でもいいですし、さらに効果を求められる方は、天然塩か、香りのいいローズソルトがおすすめです。
注意点塩は入れすぎて濃くなってしまうと、逆に粘膜を痛めてしまうため、入れすぎに注意しましょう。
できるだけ雑菌の混入を防ぐため、うがいに使う水は、10分間ほど煮沸し、十分に冷ましてから塩を溶いて使用することが望ましいです。
風邪予防だけでなく、口内炎の予防にもなりますので、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。
風邪予防に緑茶うがいが効果的?
続いての噂は、風邪予防に緑茶うがいが効果的か?
ということ。
調べてみると、この緑茶うがいも、とっても効果的であることがわかりました。
緑茶には「カテキン」という成分が入っています。
よく緑茶のCMなどでも聞きますよね。
このカテキンには、殺菌作用がある事が分かっており、抗ウイルス作用もあることから、緑茶は風邪の予防に適した飲料として適しているのです。
なんと、静岡県島田市の小中学校には、”子供達がいつでも自由に緑茶が飲めるように”と、緑茶の出る蛇口が設置されているんだとか!
これは、子供の風邪の予防と健康の為に、島田市が設置しているものです。
緑茶を常に飲む習慣を持つことで、自然と口腔内の殺菌に効果があるといわれます。
ただ飲むだけでは無く、口に含んでグチュグチュする、ガラガラとうがいをすればより口の中や喉の奥に潜んだ菌やウイルスを抑えることができるのです。
その他の、緑茶の効果は以下の通り。
- カテキン:殺菌効果、細菌の増殖抑制効果
- ビタミンC:免疫力を高める。喉の粘膜を強化して菌の侵入を防ぐ
- カフェイン:頭痛を緩和、代謝促進
こう見ると万能ですよね!
しかし、注意点があります。
注意点緑茶うがいは、あくまでも予防に効果があるのであり、風邪をひいてしまってからの緑茶うがいで風邪は治りません。
目に見えない菌やウイルスを体に入り込む前に殺菌して、口腔内から喉に付着したウイルスが感染するのを防ぐのが緑茶の力なのです。
逆に、発熱を伴う風邪の時に緑茶を飲むと、利尿作用がある事から体内の水分を排出する為、水分補給には不向きで脱水症状を助長する場合があります。
熱を伴う風邪の時は、緑茶を飲まないようにしましょう。
うがいの度に毎回緑茶を作るのはもったいない、という方。
調べてみると、出がらしでもいいようです。
うがいの為に、ペットボトルに緑茶を作りおきするのもいいかもしれないですね!
声優さんやナレーターさんなど、声を使うお仕事の方も、この緑茶うがいはよくされているようです。
風邪予防にごま油(オイル)うがいが効果的?
ごま油やオイルでうがいをする?
これを聞いた時は、「え?うそでしょ?口の中ぬとぬとになるじゃない?」
と、ビックリしました。
あなたもそうなのではないでしょうか?(苦笑)
嘘みたいな話ですが、調べてみると、ごま油やオイルでうがいをすると、以下のような効果があることがわかりました。
- たるみの解消
- 抜け毛・白髪の改善
- 口臭予防・歯周病予防
- 歯を白くする
- 顔や首の肌ツヤがよくなる
- 免疫力アップ
- 風邪予防
- 喉が潤う
- 唾液の分泌力が上がる
- 消化されやすくなる
- 味覚が高められる
- 声のアンチエイジング
- 花粉症にも良い
なんだかもういいこと尽くしでビックリしました。
インドの伝承医学に、5000年もの歴史がある”アーユルヴェーダ”というものがあります。
この長い歴史の中で引き継がれていった伝承医学の中に、ごま油やオイルでのうがいがあるのです。
因みに、この『オイル』とは、普通のオイルではなく「白ごま油」の事をさします。
白ごま油にはオメガ3脂肪酸が豊富に含まれておりアンチエイジング効果抜群です。
では、うがいに使う油(オイル)の使い方と作り方について解説します。
- 白ごま油を鍋に入れ、弱火でゆっくり温める
- 温度が110℃以上にならないように気をつけて、100℃程度になったら火からおろし、冷ます
- 自然に冷まして、清潔な耐熱容器に保存
低温過熱して処理することで抗酸化作用のある”セサモール”が生成されより美容と健康効果が高まります。
密閉瓶に入れておけば1週間はもつので、そのつど作らなくてもいい、と知って安心しました。
オイルうがいの方法は・・・
- 上記の方法で作った油を大さじ一杯分を口に含みます。
- 口全体に行き渡るように上を向いて30秒ほどガラガラします。
- その後はやはり30秒ほど口の中でクチュクチュうがいをします。
- 吐き出すときは、紙パックやキッチンペーパーなどに出しましょう。
舌の裏側からごま油の成分を吸収し、さまざまな効果が期待できます。
因みに、アーユルヴェーダでは、10分以上クチュクチュするのが正しい方法ですが、最初は無理のないように行ってください。
ここで注意点です!
抗酸化力の強いごま油が、体の生理機能を活性化させるのです。
風邪予防に必要なうがいの手順について
うがいについて調べると、正しいやり方で、正しいタイミングで行うことが効果を高める、逆を言えば、正しい方法で行わないと、効果がないどころか、逆効果になる、ということがわかりました。
まず、注意点①
うがいを行う前は、手をしっかり洗いましょう。
手には目に見えない細菌やウィルスがたくさん付着しています。
洗わないままうがいをすると、菌がコップや水を介し体内に入ってくるのです。
手は、つめや指の間まで丁寧に洗いましょう。
注意点②
うがいの際は、最初にクチュクチュうがいをして一回吐き出します。
これは、口の中にある雑菌を一回出すためです。
そのあとに、ガラガラうがいを行います。
先にガラガラうがいを行ってしまうと、口の中についている菌が、喉のおくまで到達してしまうからです。
先に口の中にある菌を出してから、のどうがいの為のガラガラうがいをしましょう。
ポイントガラガラうがいを行う時に「あー」と声を出しながらすると、喉の奥まで殺菌ができます。
うがいの効果を高めるためのタイミング
うがいの効果を高めるためには、うがいを行うタイミングも重要です。
以下のタイミングで行うことで、より効果的になります。
- 帰宅後
- 人が多い場所にいるとき
- 乾燥した環境・季節
- 喉が乾燥していると感じたとき
- 寝る前
- 食後
- 喫煙後
- 掃除の後
- 疲れが溜(た)まっているとき
人が多い場所ではウィルス感染のリスクも高まります。
空気が乾燥している季節はこまめにうがいをして喉の粘膜を守りましょう。
疲れがたまっているときは免疫力も低下しています。
風邪を引きやすい状態ですから注意してください。
風邪予防にイソジンうがいは効果なし?まとめ
今回は、風邪予防の為のうがいについて調べました。
いかがでしたでしょうか?
風邪予防のために行っていたイソジンうがいが、実は効果が無く、逆に風邪を引きやすくしてしまう、という新事実には驚愕しました。
逆に、おばあちゃんや民間療法的なことで聞いていた「塩うがい」や「緑茶うがい」「オイルうがい」が、ちゃんこ根拠があって効果がある、という新事実も知れたので、これから実践していこうと思います!
めざせ!万年健康体!
それでは、最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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